よそみ余所見

余所見は、見たり聴いたりした事と、それについて考えた事などを書くウェブサイトと紙の雑誌です。

第1号(249版)
2017年10月19日 16時40分33秒 発行

定点観測メモ/梅田哲也 

掲載日:2011-01-01 22:24:36

【定点観測メモ/梅田哲也】観察をパフォーマンスする/パフォーマンスが崩壊する WS2回目 前半(ひろゆりか)

定点観測メモは、ある期間のあいだ、あるひとつの人やできごとを追って、そこで起こるできごとについて定点観測的に考える企画です。
ここに集まったテキストやその他の記録は、観測期間の終了後に再編集を行い、まとめられる予定です。
定点観測メモ第一回は、2010年7月1日から12月31日にかけて、梅田哲也さんを観察しました。

観察をパフォーマンスする/パフォーマンスが崩壊する WS2回目 前半 ひろゆりか

京都精華大学公開講座GARDEN 『観察をパフォーマンスする/パフォーマンスが崩壊する』
http://www.kyoto-seika.ac.jp/garden/2010_late/g03.html

【第2回】 11月20日(土)14 : 00 〜 18 : 00「制作 1 /観察する」
※2回にわけてメモします。

当初、私は私用があったりで、この講座を連続して観測することがかなわないので、行くつもりにしていなかった。2回目だけ見るという中途半端な形になてしまうけど見ておきたいと思ったので、予定を調整変更。少し遅れるけどすみません、ということで、前日に米子さんとGARDENの方に連絡して、急遽、京都精華大学に向かった。到着したのは14:15位。遅刻。
ちょうど梅田さんやgonzoの方々、WS参加者の方々(見事に女の子だらけ)が集合してさぁ出かけようかというところだった。着替えもそこそこに、荷物を置いてついていく。


精華大には何度か行ったことがあった。とりあえず「裏山に登る」とだけ聞いていて、「あー確かに山あったよねー」と鹿がいる側の山を想像していたら、違った。バス乗り場の横から登っていくところだった。
女子たち、どんどん登っていく。木の根っこや枝などを足がかりに、落ち葉だらけの地面と斜面に挑んでいく。「こういうとこ登るは得意。ぼく早いよ。」と梅田さんもすいすい登る。途中、スタッフのカメラが転落する。ロープやなんやかやを使って登るのだけど、なぜかすでに誰かが同じようにここを登ったのか、ところどころにロープがある。

参加者の女子たちはいかにも美大生っぽいひとが多い。でも、聞いてみると、すでに卒業生だったり、他大学の学生だったり、社会人の方だったりと幅広い。あとでチラシを見ると、参加費は7500円と高い印象を受ける(でも全4回と考えると妥当、むしろお得)。


まさに森。

発表の際に使うために、朽ちた感じの何とかすれば折れそうな木を見つけ、それをどうにかして下まで持って降りるのが、今日のWS前半の流れ。
山を無理矢理登って行く時、木をどうにかして折る時、それを運ぶ時、その時に生まれてしまう動きに目をむける。例えば、折れそうな木を折って持って帰る為に、どう折るか考える。石をなげる、ロープをくくりつけて引っ張る、体当たりする、など。そして、実際にやってみる。

どうやら、今回のキーワードは、「演じない」ということでもあるようだ。「恣意的」ではない動きを探る。木を折る、山を登るために発生した動き自体に着目してみる。それを別の場所でやるとどうなるか…?


卒業制作になるらしい誰かの作品のようなツリーハウスがある。
給水塔がある。
ここ、学校の敷地内だよね?と思う。


しばらく進んだところで、折れそうな木を見つける。ちゃんと写ってないけど、gonzoメンバーの方が側の木にのぼり、折りたい木にロープをひっかけようとする。見ていてハラハラする。精華大の職員さんも怪我したらどうしよう、とハラハラしている。うまくひっかかったところで、周囲の折れそうな朽ちた木も2、3人がそれぞれ掛け声と共に蹴りながら、1、2、3!といった感じで目当ての木を折った。それぞれ、回し蹴り、楽しそう。中学ぐらいの時にはまった空手漫画を思い出した。


二本の木を持って下山。
一部階段上に丸太が組まれているものの、勾配がきつい。注意しながら降りる。木を持って斜面を降りるのはなかなか難しそうだ。山中にはなぜか紅茶の空き缶が沢山おちていた。しかも、現在のデザインではない。

下山した地点は、陶器棟の裏だったようで、作品がたくさん置いてあった。gonzoの方と数人で、鳥小屋を見にいく。7年前ぐらいにこの大学のオープンキャンパスに来た時に、鶏とアヒルの合いの子みたいな鳥がいたのが印象に残っていたのだけど、まだいた。










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