Pulp 『NON FICTION - See You Across the Border - 』展示準備 1/2 米子匡司 大阪・南堀江のオルタナティブスペースPulpでの展示『NON FICTION - See You Across the Border - 』の設置準備を見に行った。 Plupはお寺の裏にあるギャラリースペースで、今回の展示とライブはお寺の中で行われるらしい。 日が変わって7月1日になったころにお寺を訪ねると、境内にある一室で、彼と彼の友人数人が展示の準備を手伝っていて、僕はカメラを向けて写真を撮りながら、なんか、どうしたもんかなと思ってた。 カメラを向けるといっても長丁場なので、そうそう撮影ばかりしてても仕方がないし、手持ちぶさたになってるなら手伝わないと悪いな、と思ってしまって。 しかし観測というなら、手伝うとそこからはみだすしてしまうように思う。どんな観測にも観測問題があって、そこにいるからには何かしら出来事に関わってしまう。存在を消して観測だけする事は難しい。カメラを向けただけで、そこに映るのはドキュメンタリーではなく演技だと言ってた人もいた。結局、存在を消せるわけでもないので、この企画中、必要な事は自然な範囲で手伝う事にしようかと思った。 彼は、展示で使うという大きな袋を作っている。ビニールシートを張り合わせて、なんだかだいぶん大きい。 この日は未明まで作業して、解散した。