よそみ余所見

余所見は、見たり聴いたりした事と、それについて考えた事などを書くウェブサイトと紙の雑誌です。

第1号(249版)
2017年10月19日 16時40分33秒 発行

連載記事 

掲載日:2014-12-31 21:33:43

【連載記事】一人チケットパーティ(永田芳子)

一人チケットパーティ 永田芳子

余所見の企画で「チケットパーティ」というのをしてから、半券などを取っておくことを再び始めた。メール予約や当日飛び込みなどでチケット自体が存在しないイベントもあるが、それらについてはたまたま携帯に残っていたスケジュールを元に書きとめておく。

2014年は新しい職に付いたこともあり、これまでとは時間の使い方が大きく変わった。
休日は丸一日寝て過ごすことも多く、まるで出かけていないような気がしていたが、こうして挙げてみると月に一度は何かへ行っていて、あれ?と思う。
イベントについては、職場と部屋の行き来だけで日が暮れてしまうので、友人・知人に会う確立の高いものを意識的に選んでいた。


1月
11日・十日恵比寿@今宮戎神社
24日・もちより!!! 一般批評学会 (映像) VOL.1@十三シアターセブン
29日・ファイアbyルブタン@シネ・リーブル梅田

2月
なし

3月
アンドレアス・グルスキー展@国立国際美術館
アートアクアリウム展 @阪急梅田ホール
17日・おしゃれパーティー 2014 SPRING "POP!!" @難波元町ニノン
※アートアクアリウムについては、あの展示自体を見に行くもので、「金魚をしっかりじっくり見たい」という自分の欲にはあまり向いていないようだった。水槽に仕掛けられたライトの色が変化するので、種類、個体ごとの色をよくよく眺めていられないのだ。ただ、浅めに作られた、金魚を俯瞰で見られるようにしてある水槽についてはアリだと思った。

4月
ターナー展@神戸市立博物館
6日・FLOAT図書室開放日@西九条FLOAT
25日・もちより!!! 一般批評学会 ( 映像) @十三シアターセブン
※ターナー展、今となってはポスターやグッズ類の「紅茶感」でグイグイ押してくる印象のほうが強く残っている。

5月
26日・DCPRG「WAR & POLYRHYTHM REGION 2014 / NEW DCPRG SPRING CIRCUIT」@梅田AKASO
※新曲は「プレイメイト・アット・ハノイ」等のコズミック感・エロい感より、何かスポーティーな曲やな、と聞きながら思ってたような。あらためてCDが出たらどういう印象を持つんだろう。「Hey Joe」の多幸感はもうどうしようかという感じだった。また関西に来たら見に行く。

6月
なし

7月
24日・「カオスライヴシリーズ Roarology 02―裏フジロック―」@京都アバンギルド
27日・アサダワタルディナーショー@四貫島PORT
31日・杉浦康益展「陶の博物誌―自然を作る」@西宮市大谷記念美術館

8月
うるしの近代「京都、「工芸」前夜から」@京都国立近代美術館
※作品数が自分には多すぎたようで、見終わるころにはぐらぐらになっていた。

9月
28日・高嶋清俊 「併置することと連続することII」 @会場1: SOMA gallery 会場2: ミミヤマミシン
※写真展。「視覚がいったん写真という状態になること」「それを視覚として再び見ること」の間柄について考えているのかな、という感想。

10月
窓の外、恋の旅。@芦屋市立美術博物館
19日・見っけ!このはな2014@大阪市此花区梅香・四貫島エリア
19日・Tokyo Zawinul Bach・Special「Change Gravity」Tour 2014@京都アバンギルド
※貸しギャラリー勤務のせいか、「窓の外、恋の旅」で展示されていた下道基之「日曜画家」にぐっときてしまう。谷川俊太郎の朗読(録音物)については、写真などでおじいさんなのは知っていたが、舌のもつれやちょっとした不明瞭さに「ほんとにおじいさんだ…!」となぜかアワアワした気持ちになった。ファンというわけでもないのに。
あと、館内に置かれていた椅子が、座ってみたかった椅子だったので得した。

11月
22日・「華 いのち 中川幸夫」@第七藝術劇場
27日・SIMON DOLL四谷シモン@西宮市大谷記念美術館
※朝、職場に着いて展示室の扉を開けると、こもっていた祝い花の香りがする。夜の間に開いたユリの雄しべを摘むのも、地味ながら必要な仕事だ。早いうちなら、まだ花粉が外側に出てきていないので指を汚さない。夏にひまわりがたくさん届いたときも花台がわりにしていた彫刻台や床が花粉まみれになり、掃除機でガーガー吸ってまわった。植物といえばしおらしいような言われ方をしているが、ご冗談でしょう、と思う。
他にもいろいろあって、花に面白みを感じていたので中川幸夫のドキュメント映画を見に行った。そうしたら、やはり「花は植物の性器なのでエロスがうんぬん」という言説が入って、またか!と、ちょっとげんなりした。誰か花について違う回路でうまいこと言うてくれんかな。

12月
29日・「燃えよ、ファイアー!年末ロケットシマガン鍋!!」@西九条FLOAT
※もう二度とくさやに箸を付けることは無い。



その他、番外として友人の結婚パーティが印象深い。花嫁姿の友人がずっと笑っていて、良かったと思う。
本年の反省としては、まぬけが加速した点だ。お酒を飲むとさらによろしくない。お酒がおいしいことについては、製造している人たちの素晴らしい結果なので大変嬉しくてありがたいが、酔いやすくなった体を認め、善処したいと考える。



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