よそみ余所見

余所見は、見たり聴いたりした事と、それについて考えた事などを書くウェブサイトと紙の雑誌です。

第1号(249版)
2017年10月19日 16時40分33秒 発行

連載記事 

掲載日:2015-06-07 20:45:47

【連載記事】佐治アストロパークへいった(蛇谷りえ)

佐治アストロパークへいった 蛇谷りえ

「宇宙ーそのひろがりをしろう」という絵本を買って、宇宙に想いを馳せるこの感覚、どっかで見覚えあるなあーと考えていたら、昔にプラネタリウムにいったときの感動に似てることに思い出し、鳥取、プラネタリウム検索をする。
 久しぶりの休日前日。本当は犬サービスのために、どこかドッグランをしに出かける予定だったけど、ここ最近の天候は雨か、晴天で犬が熱中症になるのでドッグランに連れていくのは微妙な気持ちになる。うんうん、微妙だ。最近の暑さで体調よくなかったし。と自分や周りに言い聞かせる。明日雨だったらプラネタリウムにいこうと約束してたヘルパーたちに告げる。
 休日の朝、雨であることを確認。布団の中で鳥取、プラネタリウム検索をして出た「佐治アストロパーク」の営業日、プラネタリウムの時間などを確認したら、「団体貸し切り」と書いてあって、ダメもとで電話で交渉してみる。
蛇「どうしても3名入場できませんかね。端っこの椅子でいいので…」
スタッフ「プラネタリウムは小学生の授業の一環なので、ワンピースじゃないですけどいいですか?」蛇「ワンピースってなんですか?」
スタッフ「普段は特別企画で漫画のワンピースが解説する映像が流れる予定なんです」
蛇「ワンピースじゃなくて大丈夫です!」
 頼んでみるもんだな。しかも、あやうくワンピースの映像を見るところだった。スタッフによる解説の方が断然いいもん(たぶん)と興奮しながら、出発ぎりぎりまで犬を愛でつつ、さよなら!といって車に乗り込む。雨上がりの蒸し暑い車内。窓をあけて、音楽を流す。ナビのいわれるとおりに、車を操作し、三朝町をとおりすぎ、人形峠を下り、山道に入っていく。どこを見ても山。杉の木が三角に尖って青々と並んでる。木と木の間になぞの白い花が咲いてる。山と空しか見えない道をくねくね曲がりながら運転する。山ばっかりで車内は圧倒される。
 山に飽きてきたころ、ようやく佐治アストロパークの看板が見えて左に曲がる。それでも山道は続き、「佐治町へようこそ!」の看板がでてきて、ようやくここが佐治町だということがわかる。町役場らしい建物、郵便局などを通過し、町を横切ると、再び佐治アストロパークの看板が出てきて、山頂の方へ誘導される。山のてっぺんらしいが、開けた場所になっていて、牧場っぽいものが続く奥に、建物が見える。駐車場をおりると半球体の屋根、の横に民家がくっついたような建物が2.3個みえる。白い大きめの建物に入ると、受付があり、電話の一件を話すと通してもらえた。ちょうどこどもたちは会議室で先生の挨拶を聞いてるところで、入場を待つ。
 プラネタリウムへ案内される。小さい。スカイマークの飛行機みたいな天井の高さ、隣の人との距離感。日本最小のサイズらしい。これで天体ショーが見れるのも逆にすごいわ。と期待しつつ、期待しすぎて大人気ないなと冷静になりつつも、星の話が始まる。(つづく)


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