よそみ余所見

余所見は、見たり聴いたりした事と、それについて考えた事などを書くウェブサイトと紙の雑誌です。

第1号(249版)
2017年10月19日 16時40分33秒 発行

定点観測メモ/梅田哲也 

掲載日:2010-11-01 08:50:00

【定点観測メモ/梅田哲也】あいちトリエンナーレ搬入録・その2(ひろゆりか)

定点観測メモは、ある期間のあいだ、あるひとつの人やできごとを追って、そこで起こるできごとについて定点観測的に考える企画です。
ここに集まったテキストやその他の記録は、観測期間の終了後に再編集を行い、まとめられる予定です。
定点観測メモ第一回は、2010年7月1日から12月31日にかけて、梅田哲也さんを観察しました。

あいちトリエンナーレ搬入録・その2 ひろゆりか

 搬入最終日、内覧会前日。午後に名古屋に到着。今日は余所見班の米子さんもいる。
 初日はまだ荷物をといて会場内のマンホールを開けて、という段階で、何もなかったけれど、さすが搬入最終日。奥の壁や天井にロープがはりめぐらされ、それぞれが相関関係を生み出し、マンホールの蓋が揺れ、時間差でタオルが顔を出したりする、梅田流空間になっていた。初日に格闘したマンホールは結局開かず。

 おつかいを頼まれた部品でシャッターの仕掛けづくりをする。タオルの水のしたたり具合などが気になるそうで、何度も微調整。開けてある手前のマンホールにためた水をポンプで入れ替えたりする。
 その後、キュレーターの方が草間プリウスで颯爽と現れ、風船とモーターの小品をトリエンナーレの拠点でもあるATカフェにも置いてはどうか、という話になり、19時頃から取り付けに向かう。ATカフェまでは徒歩5分位。なんだかんだで二往復ぐらいしたのだけど、取り付け位置のバランスや人の動線との兼ね合いから、結局設置はやめることに。ATカフェも前日ということでばたばたしている。設置相談中に風船が割れて、スタッフの人達は驚いていたけど、梅田さんはもはや全く気にしない。ATカフェでバタバタしてる間、オートロックということで鍵をしっかりしめたハズの展示会場だったが、シャッターの自動開閉の仕掛けだけが作動していたようだ。セキュリティ的には申し訳ないけれど、たまたまビルの前を通った人に、夜の21時に自動で開閉するシャッター、ゆれるマンホールのふた、タオルなんかはどんな風にうつったのだろう。

 ATカフェから戻ってきて、微調整や荷物の整理、掃除などをして、搬入完了。夜1時。お疲れ様でした!
 近くの味噌煮込みうどん屋で晩ごはん。夜の1時過ぎても開いてるって、もはや深夜のラーメン感覚なんだろうか。


※画像は後


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