テオブロマ・カカオ 境隼人 仕事の帰りに立ち寄った本屋で一冊、目にとまった。 武田尚子著『チョコレートの世界史 近代ヨーロッパが磨き上げた褐色の宝石』中央新書 本を読むのがヘタである。 移動のお供によろしいかなと思って気まぐれに文庫など買うのだけれど、私は文章を読み込むのがヘタクソなので、どうでもよい記述に目をとめたり単語の意味を考えたりしながら、栞の続きを読み始めるのに数頁戻る。200頁足らずをひと月以上抱えて歩くのだ。日持ちが良いと言えば暇つぶしには向いているけど、内容の輪郭を掴むことに適わないので、だいたい中身を覚えてはいない。 気分を乗せられるかと思って本と一緒に沢山のチョコレートを買い込み、本を鞄に入れて2ヶ月。本を開きながら口にしたチョコレートが本の内容の記憶を今日も溶かしている。 ○Trianon チョコレートスティック ミルク 原産国はオランダだそう。私はタブレット型が好きだけれど、本を読みながら口にするには良い形。手に取りやすくて気がついたら無くなってた。とっても甘い。 ○森永 小枝 久しぶりに食べたけれど、こんなに小さかったっけ。 ○ネスレ HOT COCOA MIX 友人のアラスカ旅行土産。本当はミルクで溶きたかったけど冷蔵庫の中にいらっしゃらなかったのでお湯。指定の量で作ったのにすごく甘い。 ○ICAM カカオ32% シリアル入りミルクチョコレート 原産国はイタリア。やや分厚いタブレット。食べ応えある。 銀紙破ると食べきらないといけない気がするのはなぜだろう。 ○Bear Berry Clusters アラスカ土産その2。ダークチョコレートにキャラメル、ナッツ、クランベリーなど熊の好きなもんが入ってるんだそう。寒いところで食うからいいんだよきっと。飲み物無いと辛い。 ○森永 DARS ビター ビターって苦手だと勝手に思ってたけど食べてみたら普通に甘いじゃないか。むしろ丁度良いかもしれない。 ○Cadbury DAIRY MILK 原産国オーストラリア。原材料の一番目に生乳が来るくらいミルク味。 ○ブルボン TRUFFE ミルクガナッシュチョコレート 毎年冬がくるとこればっかり食べている気がする。100均の店員さんに覚えられた。 ○ネスレ キットカット お徳用 タブレット(チョコレートじゃなくて)が当たるという懸賞のために買って積んであった。 本の一頁目には、1942年キットカットのラッピングペーパーが載っている。昔は青かったのね。 ○メリーチョコレートカンパニー キャンディ・イン・チョコレート 人にあげるつもりで買ったけど余った。ホワイトチョコレートに飴が入ったややこしい味。かわいいとは思います。 ○ジェリーベリー 20 ASSORTED FLAVOURS チョコレートではなくゼリービーンズ。ただ、チョコレートやら抹茶やらストロベリーチーズケーキやら焼きマシュマロなど、フレーバーがおかしい。美味しくないけど色がきれい。 ○VanHouten ミルクココア 定番。いつも丁度良い濃さで作れない。 ○ロッテ ガーナ ミルク コンビニで買える板のなかで一番頻繁に食べている気がする。 ○不二家 LOOK+ アーモンド 新製品。ミルクチョコレートの中にシュガーコーティングされたアーモンド。美味しい。